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2008年04月30日
苫小牧の「ZEUS CITY」が閉店
迷走をつづけた苫小牧市の駅前に隣接した「ゼウス・シティ」が本日で閉店する。
正面玄関(写真上)に人影はなく、この日は入店できる場所が1、2、3階のフロアのみ。1階の「さかえ食品」は営業をしながら撤去作業中。2階の「めがねサロンルック」、「札幌山一」、他のゼウス直営店は在庫処分の営業で、3階の「ワールドディスカウウント」はほとんど商品もなく、撤去の最終作業をしていた。
写真でもわかるように、売り場はがらんどうの状態で、最後まで残ったテナントが閉店セールをやっているという感じだ。それは予測できたが、某店員によると、この一週間ほどゼウス・パートナーズの名刺でテナント・リーシングを行なったO氏が、若い衆を連れて売り場に現われ計測をしていたという。
「やはり森井社長と、パートナーズのOは、最初から最後までつながっていたんですね」と店員は指摘する。
シャッターが降りた後に正式な「張り紙」が出るのだろうが、駐車場にはすでに断り書きが貼ってあった。本誌でも度々、ゼウス社の運用ぶりを報じてきたが、同社に対しては複数の訴訟が係争中だ。鳴り物入りでオープンしたものの、半年足らずで主要なテナントが撤退、その後も「延命」をはかってきたゼウス社の狙いはどこにあるのか。裁判を通して、その経営姿勢が問われることになるはずだ。(ぢ)
Posted by 北方ジャーナル at 19:51│Comments(0)
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