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2008年04月24日

木の城たいせつ・後日談

 取材を進めるなかで、浮かんできた話である。

 2月4日に社員を集めた席で「頑張ろう」と檄を飛ばした一ヵ月後、同社の幹部にも寝耳に水の倒産劇となった木の城たいせつだが、背景には長男と娘婿の対立があったとの指摘が多い。アメリカに留学して、木の城の工法を各国の寒冷地に広めようとした長男は、すでに癌でこの世を去ったが、同じ時期に奥さんも亡くした山口昭オーナーは、それでも気丈夫に社員の指導にあたっていたという。

 三階建ての「基本構造」に執着してイメージ転換が遅れ、時流に乗り遅れたという見方もあるが、山口オーナーが究極の寒冷地住宅を求めた結果、完成したのが木の城たいせつの原型だった。その技術はハーヴァードやブリティシュ・コロンビア大学でも認められ、オーナーも国際展開を考えていたようで、それが実現できていれば社内の事情も大きく異なっていたはずだ。しかし、長男と娘婿の起用をめぐって、山口オーナーの心痛が絶えなかったとの声も聞かれる。よくある「お家騒動」と言ってしまえばそれまでだが、道内の建設業を担ってきた企業だけに、「もったいない」というのが実感だ。本誌はさらに取材を進め、6月号で続報をお届けしたい。(ぢ)


Posted by 北方ジャーナル at 13:30│Comments(0)
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