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2008年04月20日
浅野久男写真展「微光の記憶」
昨年の本誌1月号で表紙写真を担当した写真家の浅野久男さんの写真展「微光の記憶」が札幌紀伊國屋書店札幌本店2階ギャラリーでスタート。今月24日まで開かれている。
レンズを使わずに直径数ミリの穴からの微かな光だけで写真を撮る「ピンホール写真」が近年世代を問わず注目を集めているが、今回の浅野さんの写真展もすべてがピンホールカメラによるものだ。
今回の個展は、昨年6月に京都で開催された「ピンホール写真芸術学会(PPAS)設立記念個展」で地元紙でも注目された作品群を展示する予定だったが、「結局、京都で展示したものは2点だけにしました。ほとんど新作です」(浅野さん)、とのこと。新作はすべて、日本の伝統的な和紙「ピクトラン」にインクジェットプリンターで刷り出されたデジタルピンホール作品だ。絵画のような風合いを持つ幻想的な写真作品をぜひ一度観てほしい。
ところで、浅野さんがギャラリーに終日居るのはおそらく今日(4月20日)が最後とのこと。写真のこと、ピンホールの魅力を伝えるのが大変上手な方なので、ピンホール写真についてちょっと知りたいな、分からないことがあるなという方はぜひ今日行ってみてはいかが?
ギャラリーに行った記者も記念にピンホール写真でギャラリーの様子を撮ってみました。いかがでしょうかね~。(は)
浅野久男写真展「微光の記憶」
4月24日(木)まで。10:00~19:00(最終日18:00まで)
場所:札幌紀伊國屋書店本店2階ギャラリー
電話:011-231-2131
Posted by 北方ジャーナル at 12:29│Comments(0)
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