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2008年03月28日

里親制度と元牧師 2

里親制度と元牧師 2
教会の裏側にはアパートが付属されている

 3月23日付けの本誌ブログで紹介した一件の続報である。

 本誌は3月24日、篠路キリスト教会の近くに住むT元牧師に「公開質問状」を送付して、その回答を求めた。
 そして26日にT元牧師から電話が来て、28日の16時から直接取材に応じる運びになっていたが、そのT元牧師が当日の昼過ぎに「お断り」の電話をかけてきた。少し長くなるが、以下にやりとりの一部を収録しておく。

T「私、現在、弁護士さんに相談を致しまして、それでその弁護士さんの方から、今日の取材はお断りして、そしてその後の接触に関してはその弁護士さんを通して行なってほしいと言うことで電話したんですよ」
 
 ――「取材を断るというのはどういう意味ですか?」

T「その弁護士さんのお勧めで、弁護士さんの方で事情を聞きましょうということですので、弁護士さんの方と連絡を取って頂けますか?」

  ――「取りませんよ。私どもはあなたに公開質問状を出したわけですからね」

T「それに関しても弁護士さんはW先生というんですけども、W先生の方に連絡をして訊いて頂けますか? 連絡先を言いますね」
 
 ――「いや、言うのは勝手ですが、私どもはもう取材の場所も確保していますから、急にドタキャンされても困るんですよ」

T「はい、まあ、それでも弁護士さんのお勧めですので、私はそれに従いたいと思います」

 ―― 「あなたがそうした形で弁護士さんに相談するのは勝手ですが、あなたは直接取材されて悪いことを犯してるんですか?」

T「いや、そうではありません」

  ――「それなら何でもないじゃありませんか」

T「それはそうなんですけども」

  ――「何か問題でもあるのですか?」

T「ええ、弁護士さんにお勧めですので。聞いてくださいね。私の判断としてはW先生の指示に従って、取材をお断りするという、そういう判断です」

 この後も数分間、話をしたが、最後にT元牧師は一方的に電話を切った。
 その後、編集部で協議の上、指定したW弁護士に連絡を入れ、T元牧師から代理人の依頼があったことを確認した。W弁護士はこれから文書を送るというので、それは一向にかまわないが、代理人であればT元牧師に代わって「公開質問状」に答えるよう重ねて要請した次第である。
 T元牧師は、弁護士を介することで何か有利になると考えているのか。それとも当社が取材で得た数々の証言を妨げられるとでも考えたのか。T元牧師の言いまわしから、その立場と性格を垣間見る思いがする。本誌がこうした成り行きで怯むことはない。

 報道はあくまでも事実関係を究明することにある。

 さらなる情報提供があれば、右サイドバーにある「オーナーへメッセージ」へご連絡を願いたい。


■関連記事
里親制度と元牧師
http://hoppojournal.sapolog.com/e503642.html

札幌市児童福祉総合センター
http://hoppojournal.sapolog.com/e505000.html


Posted by 北方ジャーナル at 22:10│Comments(2)
この記事へのコメント
逃げ回るその態度のどこに、クリスチャンとしての信仰があるのでしょうか・・・。
堂々と雄弁に語っていた牧師時代に比べ、すっかり変わり果てた惨めな状態になってしまいました。

けっして追及の手をゆるめず、とことんまで真相を明らかにして下さい。
お願いします。
Posted by 匿名 at 2008年03月28日 23:03
何につけても法的手段に訴え、自分の言動を正当化しようとするのは相変わらず。。。

必ず真相が究明されることを願います。
Posted by mana at 2008年03月29日 15:59
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里親制度と元牧師 2
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