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2008年01月28日

ジミー東原オールスターズ、中学生に"技"を伝授

ジミー東原オールスターズ、中学生に技を伝授

 1月27日、STVスピカのファイナルイベントのひとつとして開催された「ジミー東原オールスターズTOUR 2008 in SPICA」の開始前、吹奏楽部の中学生を対象にしたワークショップ(技術指導)が行われた。
 
 今回は札幌市内の3校(簾舞、常磐、厚別南)から約60人の中学生が集まった。懐かしのブラスロックを中心としたパワフルなステージが、音楽ファンの人気を呼んでいる「ジミー東原オールスターズ」のメンバーは、歌手のバックやテレビ番組のオーケストラを担当する、一流ミュージシャン達。年間数百ステージをこなす"職人技"を、子供たちに伝えようというイベントである。

 事前に与えられた課題曲は、「SUNNY」「WAY COOL DUDE」の二曲。音合わせを兼ねた合奏に続いて、パートごとの練習が始まった。

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ジミー東原オールスターズ、中学生に技を伝授 中学生の多くは、まだコード進行に対する発想がなく、与えられたスコア(譜面)通りに演奏することを「音楽」と捉えているようだ。月寒高校出身というベーシスト、長尾雅道はそんな中学生たちに「譜面は確かに大事だけど、それがすべてじゃないから」と語りかける。全体の音の重なり具合を自分で判断して音量を下げたり、時には音をはぶくこともあるという。演奏者の自己主張のぶつかりあいではなく、良いハーモニーを全員でつくりあげるためにはどうしたらいいのかを考える。大切なことはお客さんに確かな、いい音楽を伝えること。これが「プロの極意」なのだ。
 
 小樽出身のキーボード奏者、平田敏久は中学生のころ、ビートルズを何度も繰り返し聴いていたと話す。「よく母さんから『なーにまたおっきい音出して!』と怒られていた」時代を経て、ミュージシャンとして活動している現在があるのだ。平田は中学生達に「うまくなりたいと思ったら、自分で"つかみにいく"こと。自分からアクションしないと、何も変わらない。自分に何が足りないのかを見つけていけば、きっといいプレイが出来るようになる。そういう努力を一生やってください。僕もまだ、努力を続けています」とアドバイスした。
 
ジミー東原オールスターズ、中学生に技を伝授 約2時間の練習を終え、再び課題曲を演奏してみると、音がまるで違っていることに気付く。音の力強さもジャズ的なフレージングやノリ(グルーヴ)感も、格段に上がっている。これほどの短時間でここまで上達するものか、と驚き、さすがにプロの指導は違う、と思わせた。
 
 最後にジミー東原は「音楽って本当に、楽しむものだから。これから音楽をやっていく人も、そうでない人も、こういう瞬間に感じたことをいろんな時に思い出してみてください」と語った。

 「企業メセナ」も様々あるが、自分たちの得意分野を生かしたこのようなイベントを行っている例は珍しいのではないか。中学生たちの参加料は無料、お土産、夕食(カレーライス)付き。子供たちは楽屋の雰囲気を体験して、リハーサル風景を見学し、本番のコンサートを最前列で鑑賞した。先程指導した「オジサン」たちが、ステージでどう変身するか。そこまで見ることができるのである。

 決して景気がいいとは言えない時代だからこそ、あえて北海道の子供たちの文化振興のために協力する。太陽グループのモットーである「夢、街、人へ。」の思想を実感したひとときだった。
(ご)




Posted by 北方ジャーナル at 11:29│Comments(0)
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