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2008年01月21日

NPO法人「リンカーンフォーラム北海道」が新代表の下で再出発

NPO法人「リンカーンフォーラム北海道」が新代表の下で再出発 道内で行なわれる自治体首長選挙や国政選挙の候補予定者を集め、公開討論会を開催しているNPO法人「リンカーンフォーラム北海道(LF北海道)」が今年一月で発足十周年を迎えたのを機に、新たな専従役員を迎えて活動をさらにアップする。

 リンカーンフォーラムは公開討論会を通し、政治家の資質を多角的に検証・評価することで真の民主主義の実現を目指すという全国組織。道法人は九八年、笹村一氏(株式会社アクトサービス社長)によって市民団体として発足し、〇四年にNPO法人化。これまで道内で七十回以上の公開討論会を開催している。

 新代表理事に選ばれた山下浩さん(40・写真)は前事務局長。山下さんは同会の活動に専念すべく、経営していたデザイン事務所をたたんでの挑戦となる。

 公開討論会は無関心層や組織票を打破し、市民が候補者を自分の目で見て判断する機会を与えることを目的としており、開催された地域では大変好評を集めている。主催は基本的に地元住民が依頼し、LF北海道が後援・コーディネートを行なう形が多いが、昨年四月、財政破綻後の市長選として注目を集めた「夕張市長選立候補予定者による公開討論会」では、諸事情によりLF北海道が主催した。その際も山下さんは中心的に活動し、何度も夕張を訪れて調整に奔走した経験を持つ。

 山下さんは「これまでは公開討論会の開催が中心で、当選後の候補者の活動の検証までには至っていなかったのが現実。今後は有権者に対して、さらに情報を提供していきたい」と語る。LF北海道ではホームページを一新、道内の政治家情報やニュースを集めたコーナーやアンケートなどを設置し、今後は討論会の動画配信も計画中とか。

 目下の目標は、現在十数人という会員数をさらに増やすこと。山下さんは「一般会員が年三千円、企業会員が年一万円。年間の活動費は約十万円程度しかなく、活動はほとんどを手弁当で行なっているのが現状です。今後は会員数を増やし、賛同してくださる企業さんからの寄付もぜひお願いしたい」とアピールする。解散総選挙も近いと言われる今日この頃、今度こそは確かな政治家を選ぶきっかけにしてみては?

NPO法人「リンカーンフォーラム北海道」が新代表の下で再出発 LF北海道への問い合わせは同事務局(電話)011-814-8800、ホームページアドレスhttp://www.touronkai.or.jp/まで。


Posted by 北方ジャーナル at 16:44│Comments(0)
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