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2007年10月18日

キタラでゲルギエフ

キタラでゲルギエフ 目下、妻と楽しみにしているのが、11月13日に札幌コンサートホール「kitara」で行なわれるゲルギエフ指揮のマリインスキー歌劇場管弦楽団のコンサートだ。

 ロシア生まれの巨匠が祖国の曲を手兵を率いて「kitara」で演る。これは期待しない方が無理というものだ。

 チャイコフスキーの「小ロシア」、プロコフィエフの「ピアノ協奏曲第3番」(ピアノ:イェフィム・ブロンフマン)、ショスターコヴィチの「交響曲第15番」というファン垂涎のプログラム。

 チケット入手当初、筆者が最も楽しみにしていたのはショスターコヴィチだったが、予習をかねて演奏曲目をiPodに入れて毎晩聴いているうち、俄然プロコフィエフが光を浴び始めた。

 筆者の自宅にあったのは、アシュケナージを収集していた頃の一枚で、プレヴィン指揮・ロンドン交響楽団によるプロコフィエフのピアノ協奏曲全集。

 2枚組CD全体の印象としては難解で、ラフマニノフに比べるとプレイ回数は少なかったが、「ピアノ協奏曲第3番」にフォーカスして聴くと素晴らしいですな。アシュケナージのタッチの鮮やかなこと!

 ゲルギエフ=ブロンフマンがプレヴィン=アシュケナージを超える瞬間を見られるのか。

 手に汗握る至福のひとときとなりそうだ。
(ひ)


Posted by 北方ジャーナル at 10:16│Comments(0)
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