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2020年05月15日

北方ジャーナル2020年6月号




5月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【特集 新型コロナショック】道内市町村に緊急アンケート

全力で“わがまち”を守る──
自治体、懸命のコロナ対策

いま試される地方行政の独自救済



昨年11月に発生が確認されてからおよそ半年。新型コロナウイルスは社会生活の根幹たる人同士の関わり合いを、ことごとく破壊した。感染拡大防止のため、人が集まることを実質禁じられ、外出にも大きな制限を求められた社会で起こったさまざまな機能不全。また感染への恐れから生じた疑心暗鬼は、高齢者の介護すらままならない状態にまで追いやった。“破壊無き有事”とも言えるこの非日常の中、道内各自治体は皆、コロナ禍から“わがまち”を守ろうと日夜奮闘している。本誌は全道179自治体に対して新型コロナ対策に関するアンケート調査を実施。その実情を探った──。(髙橋貴充)

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【特集 新型コロナショック】札幌市医師会・松家治道会長に訊く

医療従事者を差別から守り
“うつさない”行動の徹底を

危険と隣り合わせで職務を全う


4月中旬以降、札幌市の新型コロナ感染者の増加は危機的水準に達した。事態緊迫化を受け道と札幌市の両トップ(鈴木直道知事・秋元克広市長)は4月30日、異例の共同会見を実施。鈴木知事はゴールデンウィーク中について、“都市封鎖相当”という強い表現で外出自粛を呼び掛けた。こうした中、いま札幌の医療従事者は対策の最前線でさまざまな苦境に立たされている。札幌市医師会の松家治道会長に現場の実情や山積する課題を訊いた。(聞き手=本誌編集長・工藤年泰、4月27日取材)

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【特集 新型コロナショック】北大名誉教授・橋本信夫氏に訊く 

宇宙船地球号の共同体で
生物災害へ備える体制を
ウイルス性人獣共通感染症の怖さと対策


戦後のポリオから近年の新型インフルエンザに至るまで多くの感染症と闘ってきた日本。だが、今回の新型コロナウイルスで過去の経験を活かせず対策が後手に回るのは何故なのか。この中で「危険度の高いウイルスによるパンデミックは100年、1000年単位で起こる。コロナ禍はこれにどう備えていくかの試練」と説くのが人獣共通感染症を専門としてきた橋本信夫・北大名誉教授だ。この橋本氏に感染症対策の歴史や未知の病原体にどう向き合うべきかを訊いた。(武智敦子・4月20日取材)

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【特集 新型コロナショック】現地報告/在留邦人が見たフランスのロックダウン 

全仏都市封鎖の中を生きる
軋む「ひとつのヨーロッパ」



4月末段階で感染者約12万5千人、死者約2万3千人。イタリアやスペインなどと同様に新型コロナウイルスの感染爆発に見舞われ、厳しい外出禁止措置が取られているのがフランスだ。そのフランスから生々しい現地報告が届いた。在留邦人が見た「全仏都市封鎖」のリアル、そしてコロナ禍によって軋み始めた「ひとつのヨーロッパ」とは──。(文と写真・橘 知親)

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Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)バックナンバー
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