さぽろぐ

新聞・ニュース  |札幌市東区

ログインヘルプ


2019年01月15日

北方ジャーナル2019年2月号




1月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【報道】ガバナンスが劣化する札幌市の清掃委託業者

北清企業で職員が大量退職
“北の大地を汚す”大嶋元社長を
幹部らが背任と不法行為で告発



札幌市の清掃事業を担う委託業者、北清企業株式会社(本社札幌市東区・高橋俊一社長、以下北清企業)が、かつてない危機に直面している。昨春のトップ交代以降、職員が大量退職する異常事態に見舞われているほか、本誌が報じた「知床解体事件」で責任を問われた大嶋武社長(当時)の背任行為の実態が現役幹部たちの証言で明らかになってきた。劣化するガバナンスと危機的なコンプライアンス──。今年、創業半世紀を迎える「北清グループ」でいったい何が起きているのか。 
(本誌編集長・工藤年泰)

----------------------------------------------------------------------

【報道】道警不祥事から考える〈31〉

不祥事警官、また“二世”か?
覚醒剤巡査部長が追起訴
保釈中に再所持・再使用



覚醒剤事件で逮捕・起訴された現職警察官(当時)が、保釈後に再び薬物に手を出す――。重い依存症が疑われるその人は、そもそも薬物捜査を担当する警察官だった。画に描いたような“ミイラ取り”の末路には、同類の常習者と思しい女性共犯者の影。そして保釈中の身元を引き受けていた親族は、別の意味で同類の、具体的には同業の元警察官である可能性が高い。今月下旬に幕を開ける公判廷では、果たしてどこまでの事実が明かされるだろうか。(小笠原 淳)

----------------------------------------------------------------------

【報道】札幌・平岸 不動産店爆発事件

「何かが墜落したのかと」
不動産「アパマン」店舗で爆発
被害者の記憶、今なお生々しく



暮れも押し迫った日曜の夜、札幌・平岸地区。不意の爆発音に住宅街が顫えた。不動産店が跡形もなく吹き飛び、棟続きの居酒屋を炎が包む。四囲の住宅では爆風で窓ガラスが割れ落ち、弾け飛んだ瓦礫が路上の車輌を直撃した。区境を超えて響いた轟音を間近で聴いた人たちはその一瞬、何が起きたのか理解できなかったという。年を跨いでなお衝撃冷めやらぬアパマンショップ爆発事件。惨状の目撃者は、問い続ける。「なぜあんなことが起きたのか」――。(小笠原 淳)

----------------------------------------------------------------------

【報道】旭川発・問われる違法捜査

「警察の動きは異常だった」
無令状GPS捜査、無断立入
容疑事実も“自作自演”の疑い




薬物事件で逮捕・起訴された被告人が、捜査の違法性を主張している。警察が令状なしにGPS(全地球測位システム)機器を車に取りつけ、また犯行現場とされる私有地で無断撮影・立ち入りを続けたためだ。さらには、事件そのものがでっち上げだった可能性が極めて高いという。4年間にわたる捜査で逮捕され、取り調べに黙秘を続けてきた男性は今月中旬、事件の公判で被告人質問に立つ。そこで初めて、自らの言葉で真実を明かすことになるという――。(小笠原 淳)
  続きを読む

Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)バックナンバー
QRコード
QRCODE