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2018年12月15日

北方ジャーナル2019年1月号




12月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【報道】ザイ・コンファーム社 小林健治氏の不法行為を追う

頓挫した“乗っ取り計画"
札幌地裁が仮処分決定で
小林氏の職務権限を停止



10月号で詳報した株式会社ザイ・コンファームの代表・小林健治氏による会社乗っ取り疑惑の続報だ。11月27日、小林氏がターゲットにしたウッドプロジェクト(本社札幌)の創業者が申し立てていた仮処分を札幌地裁が決定。小林氏は不当に代表取締役の地位に就いていたと判断され職務を停止されるに至った。同氏が画策した“乗っ取り計画"は、とりあえず暗礁に乗り上げた格好だ──。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】裁判所、公文書の「隠し過ぎ」認める

最高裁、3年越しの前言撤回
不祥事記録“海苔弁"再検討
墨塗り300超「開示すべき」



最高裁判所は11月までに、裁判官や裁判所職員の不祥事を記録した公文書の開示に際し、本来開示されるべき情報を300カ所以上にわたって墨塗り処理していたことをあきらかにした。文書は2017年4月に本稿記者が請求、同12月に入手したもので、墨塗りを不服として記者が18年1月に審査請求(苦情申出)していた。最高裁事務総局によれば、同所は年明け以降、第三者機関の答申を待って開示のやり直しを検討するという。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈30〉

「事故前の私に戻して」
轢き逃げ被害者、悲痛の陳述
被告の元巡査長には猶予判決



現職警察官(当時)が起こした重傷轢き逃げ事件は11月中旬、被告の元道警機動隊巡査長への執行猶予判決に幕を閉じた。先立つ論告公判では全治3カ月超の被害を負った女性が意見陳述に立ち、無念の思いを口に載せている。実刑を逃がれた元巡査長は現在、道南の実家で親族とともに過ごしているようだ。起訴事実を認めつつ事故の認識を否定する主張を繰り返した彼は、被害女性の言葉をどう受け止めたのだろうか。(小笠原 淳)

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【報道】道警・記録保存のあり方を問う

署長会議に「議事録」なし
「作成の必要ない」と道警
実施記録も過去2年のみ


「会議の決定事項はありません」「議事録は作成しておりません」――。北海道警察が10月半ばに開催した警察署長会議について、本誌が会議の目的や決定事項などについて質問を寄せたところ、道警からそんな回答が返ってきた。警察本部の幹部職員や全道の警察署長などが参加する大きな会議は、現場の業務にどのように活かされているのか。道警への取材や公文書開示請求などからわかったことを、取り急ぎ報告しておく。(小笠原 淳)
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Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)バックナンバー
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