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2018年04月14日

北方ジャーナル2018年5月号




5月14日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【報道】紋別漁業協同組合の組合員資格問題を追う(6)

終わりを告げた「阿部時代」
温存される配当利権の行方は?


本誌が昨年、数カ月にわたり“名ばかり組合員”の問題を検証した紋別漁業協同組合が3月19日、通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で阿部滋組合長(80)が退き、新組合長に副組合長の飯田弘明氏(66)が選出された。昭和51年に同漁協の役員(理事)となってから現在まで42年。平成12年から18年間、組合長として君臨した「阿部時代」は終わりを告げたが、漁労とは無縁の同氏がこれまで手にしてきた大きな利権は今後も温存されそうな雲行きだ。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】狙い撃ちされた「エコクリーン」のオーナー

裁判所を騙して差し押さえ?
「債権者」に浮上した“ヤミ金業者”の疑い




3月号で報告した苫小牧で最終処分場を営むエコクリーンを舞台にした事件だが、ここに来て同社のオーナーを狙い撃ちした形の別のトラブルが起きている。仕掛けたのは、同社に被害を与えたとされる釧路の産廃業者、有限会社マルカ加藤商店の役員・小林健治氏だ。債権保全を名目に、司法を利用してエコクリーンのオーナー・中澤和彦氏の財産を差し押さえた小林氏。だが逆に浮上したのが、この差し押さえの申し立て内容が虚偽であり、小林氏が長年に亘り“ヤミ金”に手を染めていた疑いだった。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】道警不祥事から考える〈24〉

パワハラ疑惑、同僚が証言へ
職場での“暴行”あったのか
警官同士の争い、弁論始まる



現職警部補によるパワハラ疑惑で3月中旬、暴行の被害を訴える巡査部長が起こした裁判が初弁論を迎えた。これに先立つ検察への刑事告訴は功を奏さなかったものの、民事裁判では原告の同僚が意見陳述に臨むことになり、巡査部長は裁判所の「フェアな審判」に期待を寄せている。勤務中の暴力行為はあったのか、なかったのか。昨年1月に起きたとされる“事件”は、まだ終わっていない――。(取材・文=小笠原 淳)

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【報道】恵庭事件第2次再審請求審

疑わしきは当局の利益に
地裁決定に「軽蔑」と弁護人
恵庭事件、第2次再審棄却



扉は、またも閉ざされた――。昨年1月に申し立てられた恵庭OL殺人事件の第2次再審請求審で、札幌地方裁判所(金子大作裁判長)は3月20日、請求棄却を決定した。被害者の殺害方法や遺体の焼損方法などに異を唱え、犯人とされた女性(実刑判決を受けて服役中)の潔白を訴え続けてきた弁護団は、憤然と即時抗告(通常の裁判でいう控訴)を申し立てる。科学的見地から積み重ねた新証拠が一切採用されなかったことで、怒りは痛罵となって放たれた。「審理不尽だ、軽蔑する」(取材・文=小笠原 淳 工藤 年泰)  続きを読む

Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)バックナンバー
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