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2018年03月15日

北方ジャーナル2018年4月号




2月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【報道】道警不祥事から考える〈23〉

「強制性交」懲戒せず
道警不祥事2017年出揃う
轢き逃げ疑い2件も懲戒なし



一昨年初頭から誌面で報告し続けてきた地元・北海道警察の不祥事問題。マスコミ発表されない未発表事案は昨年・2017年も相当数に上り、その中には事件化されていたケースも少なくない。同年“第4四半期”の概要を公文書開示請求で掘り起こしてみたところ、そこには深刻な事件で捜査されていながら懲戒処分を逃がれた事案などが含まれていた。捜査機関が口を閉ざし続ける事実を、引き続き墨塗りだらけの文書から読みとってみる。(小笠原 淳)

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【報道】「開かれた司法」が閉じ始めた〈12〉

手荷物検査、検察でも
春にも金属探知機設置へ
契機「ない」と札幌高検



本誌がたびたび報告してきた札幌の裁判所庁舎の手荷物検査開始から、もうすぐ丸5年。ここに来て隣接する検察庁の庁舎でも同様の検査が始まることがわかった。全国8カ所の高検ではすでに札幌と高松を除く6庁で手荷物検査を実施中で、残る2カ所がこの春ほぼ同時に、他庁の取り組みに追随する形だ。地元の法務・司法関係施設はこれでまた一歩、国民の足を遠ざけることになる。(小笠原 淳)

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【報道】道宅建協会相談役・船越谷嘉一氏の大失態

ススキノの「10億円土地取引」で
名門のフナコシヤが契約不履行

札幌地裁は違約金1億円の支払いを命令



インバウンドなど観光客の増加で、客室不足が懸念される北の国際都市・札幌。ホテル建設用地の争奪戦が繰り広げられる中、ススキノで売り出された600坪余の土地をめぐる契約不履行事件が発生した。決済期限に代金を払わず、違約金請求にも応じなかったため売主から訴訟を提起されたのは「クルーザーシリーズ」で知られるマンション事業者、株式会社フナコシヤ(本社札幌)だ。同社の船越谷嘉一社長(73)は公益社団法人北海道宅地建物取引業協会(以下北海道宅建協会)相談役で、札幌商工会議所常議員という地位ある立場。10億円あまりの土地代金を用意できず、訴訟を起こされた同社に何が起きていたのか。昨年末、札幌地裁は同社に1憶円余の支払いを命じたのだが…。(ジャーナリスト・長縄三郎)

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【交通】北海道新幹線「札幌駅ホーム」の行方

利用者の声に耳を傾けないまま
「大東案」濃厚の新幹線駅問題



北海道新幹線の札幌駅ホーム位置をめぐる問題は、どうやら現在の札幌駅から200〜300メートル東に離れた創成川を越える「大東案」に決着しそうな雲行きだ。2年前からの論議では、現在の駅に設置する「現駅案」とJRタワーに一部がかかる「東案」、さらに昨年秋には「地下案」まで飛び出し、「いったいどうなってるの?」と首を傾げたくなるような混乱が続いてきた。そもそもの疑問は、利用者の声を全く無視したまま決定していいのかということだ。(ジャーナリスト・黒田 伸)
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Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)バックナンバー
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