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2016年06月15日

北方ジャーナル2016年7月号




6月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、SPAR、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【報道】道警不祥事から考える 〈7〉

懲戒発表、足並み揃わず

北海道「全件公表」6月スタート
警察本部1万2000人は対象外



北海道の知事部局で、職員の懲戒処分の「公表の指針」が変わった。今月からは原則、処分のあった日に概要を報道発表するとともに、公式サイトに掲載して広く周知することになるという。すでに同旨の取り組みを始めていた教育庁などと合わせ、今後は約7万2000人の道職員のうち6万人ほどが「全件公表」の対象となる。残る1万2000人には“特権"が残った。そう、警察職員には。(小笠原 淳)

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【報道】人は裁かれ、組織は…

誰も「おかしい」と言わなかった

森署・切符捏造 「目標」巡り
喰い違う警察と当事者の見解


40件もの交通違反をでっち上げた元警察官に、検察は懲役3年の刑を求めた。被告人は「すべて自分の弱さが原因」と頭を垂れ、謝罪と反省を口にするばかり。2度にわたった審理は終わり、今月下旬にも判決が言い渡されることになる。本誌前号で報告した、北海道警・森警察署の点数切符捏造事件。1人の元巡査長が裁かれるその法廷で、組織の責任が問われることはついにない。(小笠原 淳)

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【報道】一世を風靡した「北欧」ブランドの行方

「北欧を喰い物にした
父を私はもう許さない!」


長男の斉藤豪氏が創業者の武吉氏を実名告発



かつて札幌のパン業界で一世を風靡した「北欧」。最盛期と比べて見劣りがするとはいえ、今も根強い人気があるブランドだ。いま、その北欧グループ内で骨肉の争いが起きている。実質的なグループトップである斉藤豪氏(40)が「父は、これまで私腹を肥やすことしか考えず、会社を喰いものにしてきた。このままではとてもブランドを守れない」と、創業者の斉藤武吉氏(68)を名指しで告発。父と長男はもはや後戻りできない全面戦争に入っている。本稿では同社の軌跡を辿りながら、まずは豪氏の主張に耳を傾けてみた。「北欧」ブランドの行方はどうなるのか──。

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【財界】道内経済界トップ人事点描

道経連会長に高橋賢友氏が就任
北電副社長OBの登板が定着?



北海道経済の大きな方向性を決める役割を担う北海道経済連合会(道経連)の新会長に高橋賢友・北電興業社長(62)が6月2日、道経連の総会で就任した。退任した大内全会長(67)と同様、北海道電力副社長OBの登板だ。代々北電会長が就任してきた道経連会長は、北電副社長経験者が就くポストに変わり始めたようだ。出身者の最終ポストがどうであれ、道経済の将来について衆知を集めて議論し、発信する場であることに変わりはない。今回のトップ人事を点描してみた。


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Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)バックナンバー
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